新社会人ブログ

ペネトレータの研究開発

宇宙研(JAXA相模原キャンパス/総合研究大学院大学 物理科学研究科 宇宙科学専攻)にきてようやく1年が経ち、ペネトレータの研究はハードの開発に入った。
ソフト面のプログラム開発もバグを修正しながら、先月、BBM試験が終わり、今月から電子回路を組み立て、バッテリーなどをポッティングしている。

やっぱり「ものづくり」は楽しいな〜と実感する。
この数年、経営に専念していた為、家づくりの営業や設計や施工は全て会社のみんなに任せていた。久しぶりに「ものづくり」をすると、図工の通信簿だけがずっと「5」だった小学生時代を思い出す。

自分は本当に運がいいな〜と思うのが、このペネトレータの研究開発に関してハード面からソフト面まで全てやらせてもらっていることだ。
「ペネトレータ」はJAXAが2007年まで約20年近くLUNAR-Aというプロジェクトとして進めてきた宇宙探査機である。今は、「はやぶさ2」などの探査機が主流になっていて、宇宙研でペネトレータに携わる人は少なくなってきている。そのため、ペネトレータのプロフェッショナルである田中先生から直々に教えてもらいながらマンツーで研究開発ができている。さらに田中先生自身が、AIやIOT、ドローンなど、地球上の新しい技術を宇宙の研究に積極的に取り入れるので、今流行りの技術も自動的に習得できる。

宇宙旅行はもう直ぐ始まる。
宇宙ビジネスでのスタートアップも急がなければ!


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ペネトレータ完全BBM試験実施

JAXA宇宙研に来て1年が経ち、ペネトレータの開発に関してBBM試験まで来ました。

ペネトレータ1

当初、宇宙観測機器の開発に関して全くわからない中、始めたペネトレータの開発が、ようやく1つの区切りを迎えることができました。

今まで、建築や不動産を中心にビジネスとしての経営をずっとやってきた中で、IOTのソフトもハードも開発したことがありませんでした。
ハードウェアの開発として、複数の観測モジュールをはんだ付けや配線をしたり、ソフトウェアの開発として、pythonでプログラムを組んだりしました。

JAXAペネトレータBBM試験ブロック図

ここまでできたのも一重に所属の田中先生のおかげでした。
忙しい先生に毎朝しつこく質問しにいき(時にはやってもらい)、なんとかここまできました。
心から尊敬できる師のもとで研究ができるって本当に幸せだと感じました。

このペネトレータは今後このペネトレータが宇宙で活躍するときを想像し、まずは、地球上の火山地帯、そして南極での実験に使えるようにがんばっていきます。
(マイルストーン)火山地帯→南極→月面→火星→その他惑星

ペネトレータJAXA
BBM試験について
https://iss.jaxa.jp/iss_faq/iss/iss_037.html

ペネトレータについて
https://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/chapter09/03/03.shtml

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1日コロナ患者体験

コロナ患者になるといつもの景色が一変する。

病院から人と2m以上離れながら歩いて自宅に帰るときだった。
晴れた空の色が灰色のように見え
すれ違う人からは疑いの目で見られている気持ちになり
なにもかもがどんよりしていた。

家に帰ると、
時計のコチコチとする音
マンションの隣から聞こえてくる音
外から聞こえてくる工事の音
なにもかもが耳障りになった。

私は昨日から今日の夕方までコロナ患者として過ごした。
昨日、具合が悪く病院に行き、成り行きでコロナ検査を受けたのだが、そのときに陽性反応が出てしまったからだ。

そして、今、コロナ患者ではなくなった。
さきほど最終結果の通知があり、昨日の検査は偽陽性とのことで、
PCR検査の結果が陰性と判明した。

しかし、本当にコロナに感染したと思うと様々なことを考えた。

まず第一に、「誰に移してしまった可能性があるか?」
考えられる範囲の人に連絡をして、必要な対応をとった。
幸い、決定的な濃厚接触者はいなかったので、可能性のある人に連絡した。
後からわかったことだが、JAXA宇宙科学研究所の中で初のコロナ患者として匿名の記者会見が開催される可能性もあったとのことだった。

その次に考えることは
「自分がコロナであるか公表するかどうか?」である。
結果的には迷ったまま陰性通知が来たのだが
これには本当に自分自身の中で葛藤した。
自分の体験を人に伝えることは今後の為にはなるが
会社の仲間や家族が風評被害に合わないかを心配した。

次に考えたことは
やはり、万が一の後のことだ
この会社は誰に任せて、ここは誰に任せて、負債は保険で・・・
遺言書まで書こうとしていた。
(実際は年齢関係なく書いた方が良いのだが)

そして、北里大学病院が行っている
新型コロナウイルス感染症の治療薬となる可能性があるイベルメクチンの治験者に
ボランティアで参加することを考えた。
そうなると、自宅療養から入院になるため、そのための準備に取りかかっていた。

他の人と接触できないので、全て1人で行うため、かなりの切迫した気持ちになっていた。
しかし、相模原市の保健所の方が何回も電話をくださり、優しく丁寧に対応してくださったおかげで、穏やかに時間を過ごせていた。

いろいろあったが、結果、何もなくてよかった。

人の日常って、突然、目に見えないことで激変するものなのだ。

そう考えると、毎日の日常に感謝しなければならないし、そもそも日常なんてないのかもしれない。

1日、1時間、1分、1秒を大切に生きようと思った。

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<商号変更>株式会社 WOW Holdings

~【「おっ!」をつくる】という理念を軸とした経営をより実践していく為に~

この度、株式会社ふくおかホールディングス(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役 阿久津岳生)は、「株式会社WOW Holdings(英語表記:WOW Holdings Co., Ltd.)」へ商号変更したことをお知らせいたします。
変更した理由は次の3点です

1つ目は、以前より進めていた47プロジェクト(地元から愛される工務店を47都道府県で展開する)が再始動し、「株式会社熊本工務店」が新たに仲間になりました。「株式会社福岡工務店」「株式会社不動産福岡」「一般社団法人全日本工務店協会」と合わせた4社の連携を強化することと、経営戦略を円滑に促進していく為にホールディングスとしての商号を変更しました。

2つ目は、昨年から始めた宇宙工務店プロジェクトに関して、日々感じている気持ちを表現したいと思ったこともあります。宇宙は私たちが知らない想像できないことの方が圧倒的に多く、宇宙を研究において時間や距離などを考えると”WOW”の連続です。

3つ目は、「おっ!」をつくるという理念を軸とした経営をグループ全体で実践していく為です。何のために働くのか?何のために生きるのか?何のために今ここにいるのか?全ての答えは理念にあります。私たちの志を商号とし、今後とも邁進してまいります。

2020年12月吉日
グループ代表 阿久津岳生

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Zappoのトニー・シェイ氏が死去

▲ザッポス本社

2018年、ラスベガスのザッポス本社に行き”WOW”の連続だった
「おっ!」をつくる
という理念を掲げる自分にとって

▲ザッポス入口


▲休憩室


▲10 Core Values


▲会議室

“Deliver WOW Through Service”
というvalueを掲げているザッポスに興味をもったことがきっかけだった。
「おっ!」と「WOW」と同じ志の企業でありながら
10年間での成長率は100倍以上の差があり、
何が違うのか?と不思議に感じ
いてもたってもいられなくなり、ザッポスに突撃訪問した。
何のつてもない日本人の1人が
突然、会社訪問のオファーをすると、快く了承して頂いた。
すると、会社に行く前からWOWがはじまった。
なんと、空港まで迎えに来てくれたのだった。
当時、30社くらいの企業に突撃訪問し、半数以上の企業が門前払いの中、ザッポスだけは真逆の対応だった。
そして、会社につくと、企業カルチャーが壁のいたるところに掲載されていた。
会議室や休憩室もどこもかしこもWOWで、社員もWOWをつくることを楽しんでした。
会社というチーム全体でWOWを日々、世の中に届けていた。
「WOW」の追求と「おっ!」の追求に雲泥の差があったのだった。
その時からザッポスは自分にとって世界で一番尊敬している会社になった。
「WOWの精神を引き継いでいきます」

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