鳩山由紀夫首相が昨日、辞意を表明した。
以前、自分が営業しているときの事を思い出した。
「責任のとり方」に関してだ。
ある1つの課を任されていた時の事。
数字が取れず「どうやって責任をとるか？」
と上司に迫られたときに出した自分の回答が
「辞表」であった。
悩んだ末での決断だった。
しかし、その上司の対応は
「辞めて責任がとれるわけではない」
「本当の意味での責任のとり方を考えろ！」
と辞意を切り捨てた。
考えればそうである。
辞めても何にも問題解決できるわけではなかった。
自分もその時の一時の苦労から逃れたかっただけなのである。
その後、必死に挽回しようと数字づくりに精を出し
それなりの結果を残した。
日本が抱える問題と、当時の自分の問題の難しさは全然違うが、
大切なことはその問題を解決することだと思った。
今回のニュースで
「辞任」した事に関して良いか悪いかはどちらでもいいが
重要な問題はそのまま残っている。
問題解決できる人が首相になって頂き
国民1人1人、都道府県長1人1人、などなど
自分の事だと思って
全体で問題解決する姿勢を持って行かなければと思った。