中小起業家新聞に来年の成長をみとおすデータが載っていた。
やはりアジアは来年も強いらしい。
このデータを見ていると
大学時代を思い出す。
当時も「不景気・不景気」と言われている時代だった。
好景気を知らない自分にとっては
不景気の悪さがあまりよくわからなかった。
しかし、1点、曇りなく考えていた事があった。
「このまま不景気でいてほしい・・・」と
国民として怒られてしまう様な考えだ。
なぜ不景気を期待していたかというと、
自分が起業したときに不景気であれば
大きく飛躍できるチャンスがあるからだと、
当時は真剣に考えていたからだ。
あれから10年以上が経ち
日本の景気の良さを感じた事はあまりない。
しかし、
当時のあの逆境魂の様なものが今の自分には薄れている気がした。
この記事を読んで
気持ちのどこかで他人任せな景気の向上を待ち望んでいる自分がいるような気がした。
くわばら、くわばら、