営業のチカラ

コメント一覧

• きま より:

  2008年4月27日 13:31

  きまの記念樹は「白モクレン」でした。
  でも、家の建て替え時に
  切られてしまいました。
  秋になったら、社長の木の栗をご馳走してくださいね。

• いとこ より:

  2008年4月30日 10:40

  子供の時、正月になると親戚、いとこが、ばあちゃんの家に集まっていたのですが、ばあちゃんのくれるお年玉が少し変わった方法でした。
  　それは・・・毎年、ばあちゃんは、一年間小銭を貯金箱に貯めており（だるま型貯金箱）、それを年に一度だけ開いて、孫達にお年玉として分配するというものでした。
  　ただし、ただ分配するのではなく、貯めた小銭を・・・お盆の上にばらまいて・・・（掴みにくくし）・・・手でそれらを孫達に掴ませて・・・孫が掴めた分だけを・・・お年玉とする・・・通称「つかみどり（英訳：ＴＳＵ・ＫＡ・ＭＩ・ＤＯ・ＲＩ）」なる伝統的行事だったのです。
  　さて、当然、手に入れられるお年玉額は、単純に手の大きさに比例するわけでありまして、毎年、年齢の高い順に、「つかみ取り額」が決まっており・・・①アッコ　②俺　③よっちゃん　④タケ社長　という順位が・・・もはや、やる前から・・・確定しておりました。
  　それでも、孫達は、子供ですから、いかにして、より小さい手でより高額をつかみ取るかを研究し・・・ある者は事前練習までして・・・年に1度の戦いに臨んでいたのです。
  　そして、親達もまた、・・・結果は分かっているものの・・・必死に掴み取ろうとする子供達を見るのが楽しくもあり、微笑ましい正月の風景でありました。
  　ただ、その後のタケ社長の「ひと言」は、他の誰の者とも異なる趣の発言であり、その後の私の人生を・・・劇的に進化させる・・・ひと言であり、「センス」だったのです。
  　そのひと言をご紹介しましょう。
  　・・・その年、タケ社長は、もみじのように小さい手で、「540円」という額を掴みだし、それを慎重にビニール袋に入れると、周りから「タケ！！それで何買うんだ！？」と聞かれていました。
  　すると、タケ社長の母親が「タケちゃんは、これを貯めて、白い家を建てるんだってえ」と大笑いして答えたのを私は鮮烈に覚えております。
  　そして、タケ社長は、母親のヒザの上で、「白い家を建てる」と・・・自慢気に・・・上下に揺れながら言い、頭の上にある母親の顔をそっくり返って見て笑っていました（タケ社長は、正月は常に母親のヒザの上にいた。）。
  　さて
  　この「白い家を建てる」というセンスが、非常～にすばらしい。
  　白い家という発想には、人生に対する様々な姿勢や思想が凝縮していると思われます。
  　たとえば、白い家なんて汚れが目立つぞ！！なんてことは考えない。汚れたら塗ればいい。壊れたら直せばいい！！・・・というイタリア人的発想です。
  　また、不動産を運用資産に考えない、はぶりの良い発想でもあります。細かい虎算用は一切なし！！気持の良い発想であります。
  ただ「僕はお年玉で白い家を建てる」。すばらしいです。
  　掴んだ額は540円だけど、コイツは子供のくせにとんでもないセンスを持っているなと・・・それに比べて「ラジコンを買う！！」とか言ってる俺はちっぽけだな！！と・・・恥ずかしく思ったものです。
  発想として、俺は、「10ｃｍしか飛べないノミ」だなと。
  　タケ社長の発言は、その後の俺の人生の最大の「考えるヒント」になり、人生が180度変わったと言っても過言ではありません。
  どうもありがとう！！
  　そんなタケの発言のおかげで、去年、我が家が建てた家の外壁は、「白いラップサイディング」です。
  ・・・家は、その人の人生の運や縁や能力やキャラや思想、姿勢などなどの・・・集大成であるとワタクシは考えます。