放生会から平和の願い
先日、筥崎宮の放生会に行った。
放生会は博多三大祭のひとつで
いつものごとく、焼きもろこしをかぶりついていた。
そこに衝撃的な文字が目に飛び込んできた。
「敵国降伏」
このご時世に
なんとも物騒な言葉だ・・・
その後気になって調べた。
すると
この字のままの意味でもあるようだった。
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国家の敵を潰すため敵国折伏のためにやる法術が
西暦840年から日本に伝わっており
当時、この秘術は国家最高の密教秘術だったとの事。平将門を藤原氏らがこの秘法を使い討ち取ったらし。
そして、この敵国降伏の秘術を大々的に行われたのが
蒙古襲来のときだった。当時の亀山上皇は「我が身をもって国を救え」と全国に
宸筆(直筆)の願文を書き、
日本中で「敵国降伏」の祈願が始まりまった。そして、あの有名な「神風」が吹き
6万艘が沈んだという。
そして
筑前領主小早川隆景がこの門を造営した時、謹写拡大したものらしい。
なんとも長い歴史がこの文字には隠されていたとは・・・
そしてこの筥崎宮は蒙古襲来のおり、神風が吹き困難に打ち勝ったことから、
厄除・勝運の神として有名になったそうだ。
その後、日清、日露戦争、太平洋戦争のときも
この敵国降伏の秘術は執り行われたそうだ。
(これが自分の調べた見解だが、正直はっきり調べ切れなかった)
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この「敵国降伏」の扁額が掲げている楼門は国指定重要文化財になっている。
しかし、この文字
あながち時代錯誤の言葉ではないような気がした。
中国漁船衝突からの尖閣問題
北朝鮮の核問題など
いつ、危険な状態になるのかわからない。
日米安保、国連平和維持活動が行われ
日本的には今は安全な状態なのかもしれない。
しかし
世界を見ると
いまだ、テロや内戦など
紛争が多発している。
この「敵国降伏」を見て
何だが、
「平和ボケ」している感じがした。
もちろん戦争は絶対にダメである。
戦争はせず、お互いの国と国が
協力し合い、世界経済を潤滑にまわしていくことがベストである。
情報交流、文化交流をして
国と国とが平和を維持していかなければならない。
改めて、この言葉から
この平和が当たり前だと思いすぎている自分がいたことに気付かされた。
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