シリコンバレーでグローバルスタンダードを学ぶ
先日、シリコンバレーに行ってきた。
渡航目的3つ
1)IT企業の聖地シリコンバレーでイノベーションを感じる
2)世界で活躍している企業の理念について実態を学ぶ
3)アントレプレナーシップの向上
結果、驚嘆の連続でした。
イノベーションのスピードや規模感に圧倒され
エキサイティングな毎日だった。
「世の中にない新しい商品やサービスをつくりたい」
と思って日々励んでいるが、
上手くいかない事が多い中で、悶々とした日々が続くと
「とりあえず、このまま、新しい事に挑戦しなければ楽になれる」
と思ってしまう事も正直ある。
しかし、このシリコンバレーは
多くの起業家や投資家が集まっていて
みんなが切磋琢磨し
「世の中を変えよう」と競っている。
動くお金に関しても、
$1million(1.1億円)という単位が普通で
感覚が麻痺してくる。
このシリコンバレーには
「世の中を本気で変えたい」という理念と合わせて
何兆円という莫大なお金が動いており
大きな理念とお金が動いている
「起業の聖地」だった。
▼Google本社、世界の情報をここで動かしているんだと思うと、不思議な感覚になる。
▼いたるところがGoogleカラーに
▼Linkedin本社(時価総額150億ドル・2016年3月)
日本ではまだまだなじみが、ビジネスに特化した世界最大のSNSの企業
Googleも同じですが、敷地が凄~く、ゆったりしていて、
晴が多いサンフランシスコでは、本当に気持ちがいい!
▼会社の中を案内してくれたMelanieさん
会社のフットサルチームに所属していて、
先日、足を骨折してギブスをしていたが、
負のオーラは全く無く、楽しく案内してくれた。
そして、会社説明は、ミッションから始まり
成功している会社は、本当に理念やミッションを大切にしているんだな~と感じた。
▼社員はいつでもフリーで食べられる。
▼社員はいつでもジムで汗を流せる
▼社員はいつでも無料で食事がとれる。
▼エンジニアが集まるこの会社では、PCのメンテナンスや相談は必須であり
このカウンターでいつでもメンテナンスや相談を受けていた。
▼社内のいたるところに、理念やミッションやコーポレートメッセージなどが掲げられている。
▼Oracle本社(時価総額1600億ドル・2016年3月)
ビジネス用途に特化したソフトウェア会社であり
サン・マイクロシステムズを買収しハードウェアも強化している企業
会社の敷地内に池があり、CEOの趣味のヨットが飾ってあった。
▼ここでもジムで汗流し放題
▼社内の体育館
みんな本当に仕事しているのかな~と思うほど楽しんでいた。
▼Plug and Play(シリコンバレーにあるインキュベーターの1つ団体)
ベンチャー企業に、経営アドバイスや資金調達へのアクセス提供したり
企業運営に必要なビジネス・技術サービスへの橋渡しを行う団体
壁には、所狭しと、ここで成功した実例が飾られていた。
ベンチャー企業にとって、IPO(上場)と売却の2つが主な成功と言われている。
ここで生まれたベンチャー企業の売却金額をみると
どれも、○○millionなど、多額のお金が動いている事に驚く
▼スタンフォード大学
キャンパスがとてつもなく広く、東京都杉並区と同じくらいの広さだそうだ
▼学生と、新しいビジネスモデルについてディスカッションした。
世界有数のスタンフォード大学の学生なので、
全くレベルが違うのかと思いきや、かなり対等に話ができるんだと思った。
アメリカの大学って、日本で思っている程、壁は高くないと感じた。
でもみんな真面目で、セッションが終わると、みんな早々と勉強しに、帰っていた。
▼シリコンバレーにある大学なので、起業家精神を養う施設も充実していて
ものづくりの工具もいつでも自由にかりられ、発明したプロトタイプの製品がたくさん飾られていた。
▼Dasher先生
クラスの生徒と、ビジネスモデルについて議論させてもらった。
内容は自分たちも負けていないと感じたが
英語は話せるようにしなければ、勝負が出来ないとつくづく感じた。
▼アメリカのオープンハウス(不動産の物件販売会)
立派な看板をたてる
▼2.89millionの物件(3億円)
シリコンバレーは不動産も急騰している
中心部よりもかなり、山に入った物件でもこの値段には驚いた。
日本の感覚と全く違う
▼日本は建物の価値は直ぐに無くなってしまうが
アメリカは、土地も建物もきちんと価値を認められている。
その為、土地だけの販売が少なく、仲介は中古物件の取引がほとんどを占める。
▼不動産は多額の金額が動くため、日本でもアメリカでも
エイジェンシー(仲介人)の倫理観の問題は大きい。
なんでも訴える国でもあってかアメリカの方が日本に比べ、倫理観は非常にきちんとしていた。
▼サンフランシスコのエコマンション
▼近年、アメリカでは木造の高層建物が増えてきているとのこと。
この建物は、木造で6階建ての集合住宅
▼施工をよくみると
基礎のコンクリートの中に木造が埋め込まれていたりと
少しズサンさがみれたが、地震など心配ないから問題ないのかと推測
▼サンフランシスコ市内
日本に比べ、建物の価値をきちんと認める文化もあり
歴史観のある街並みが続き、都市としてのアイデンティティを感じる
▼駅の看板のデザインもカッコいい
▼地元の人も多く訪れるゴールデンゲートブリッジ
▼地下鉄のホームも広い
(食について)
▼サンドイッチを注文したら
肉の上に、肉、さらにまた肉、野菜は一切なし!
これはキツイ!ボリュームもかなりあり、半分を食べるのがやっとだった。
これは体を壊すな~とつくづく感じる。
▼しかし、どのスーパーに行っても
オーガニックの野菜と普通の野菜とコーナーが分けられ
オーガニック野菜の値段も、少し高いモノからかなり高いものまであり
購入者の考えやお財布によって、選択しやすい環境が整っている。
▼このスーパーでも綺麗に分けられていた
▼さらに、地産地消のコーナーもあり
一般野菜、オーガニック野菜、地元野菜、と消費者が独自の判断ができる仕組みが出来上がっている
▼早速、ヘタ付のオーガニックトマトを3ドルで購入
味は・・・・ふつうでした
▼TeamLab
世界で称賛を集める日本のチーム
デジタルアート作品を世界に発信し、この日も地元の人たちが長蛇の列で並んでいた。
▼ほとんどの作品が日本の「和」が取り入れられていて
アメリカで地元の人たちから「日本」を感じて喜んでいる姿に
凄く喜びを感じた。
今回のシリコンバレーで1番強く感じたことは
「グローバルスタンダード」ということと
「自分の武器をもつ事の大切さ」だった。
渡米して、自分自身もただ受け身は嫌なので
必死でアピールした。
英語もままならない自分がアピールできることは
自分が今まで集中して愚直にやってきた事だった。
「世界一きれいな空気が流れる家をつくってます」
↓
「世界一の空気をつくっています」
↓
「空気デザイナ―です」
と、表現を変えながら、いろいろな角度で
マクロビオティック住宅をアピールした。
すると、英語が出来る出来ないは関係なく
ストレートに興味を持ってくれて、
たくさんの疑問やアドバイスをくれた。
そして、誰もが、直ぐに、世界に広げる事を考え
これは、中国から始めて、次にシンガポールでヨーロッパへなど、
最初から世界規模の話しがはじまる。
「アメリカだけで・・・」なんて人は1人もいなかった。
「世界で勝負する」とうことが当りまえであり
勝負する為には、だれにも負けない
能力や商品・サービスを持たなければならない
という事を痛烈に感じた。
また、成功している人の共通点もあった。
それは
「Whyを深く追求する」という過去や自分自身を探求する能力
と
「こんな世界を実現したい」という未来に対して想像する能力
の
2つの能力を持ち合わせている事だった。
今回のシリコンバレーは非常に刺激を得たが
この刺激を刺激で終らせず
必ず、結果に繋げなければと決意した。
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