消費者行動論から有権者投票行動を探る研究
昨日、「九州大学大学院経済学府 産業マネジメント専攻(QBS)」の修了式だった。
2年間をかけてマーケティングや起業家精神論など【経営学】を学んだ。
そして、最後に修士論文を書いた。
研究内容は
「消費者行動論から有権者投票行動を探る研究」
若者を主に政治離れが進んでいる今の現状において
政治にマーケティングの考えがもっと浸透すれば
問題解決に少しは寄与できるのではないかと考えた。
よく同期の仲間からは
「なんで不動産業界や建築業界のことを研究しないのか?」と
質問をもらった。
業界を研究することによって今の本業に役立てることは間違いなかったが
「なんで勉強するのか?」を突き詰めて考えた時に
自分自身の理念をビジネスとして具現化する為であった。
そう考えると
QBSの理念などをよくよく考えると
国立大学ということで
「国の税金で勉強させてもらっている」訳である。
国や国民に恩返しをしなければならないのである。
もちろん、自分の業界を研究して
株式会社不動産福岡や株式会社福岡工務店を成長させて
利益を出して税金を国に国税として支払うことで
恩返しができることもある。
しかし、自分は起業家である。
雇われている訳ではないので
税金で自社のことを研究すると
どうしてもそこに「自分だけ感」が残ってしまう。
そうやって考えると
国民に直結することを考えたら「政治」になった。
さらに昨年QBSのメンバーで一般社団法人ネット選挙も立ち上げて
理事長になっていることでそれなりの人脈もつくった。
その「政治」を経営学の一部としても考えられる
マーケティングから研究することで新たな発見があるのではないか?
との動機だった。
そうやって研究した論文だが
「投票する行動=飲料水を買う行動」
などと面白い結果も取れた。
そして、今回、卒業を期に自分の
研究成果を思い切ってオープンにしたいと思う。
誤字脱字が多く
結果も飛躍し過ぎてる部分もあるかもしれない。
内容も、教授など専門の方々から見たら
お粗末なものかもしれない。
しかし、オープンにすることで
今後の有権者投票行動論の体系化が少しでも進み
日本の更なる発展に繋がればと思う。
消費者行動論から有権者投票行動を探る.pdf
↑クリックすると論文がダウンロードできます。
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<追伸>
今回、論文を書くことで多くの消費者行動論を勉強した。
さらに、ファクトベースで物事を考える重要性や
1つの主張に対する根拠を1段1段積み重ねていくことなど
物事の考え方も合わせて学ぶ事ができた。
そういう意味で
結果的に、建築や不動産の今の本業に全く繋がっていなかった訳ではなかった。
むしろ、客観的に自分たちの業界を再認識することで視野が広がり
新しいアイデアなどどんどん湧いてきた。
2年間インプットの時間が多かったが
卒業した今からはどんどんアウトプットして
成功に繋なげてきたい。
就職活動を奮闘している学生の方
内々定で悩んでいる方!
たった1度しかない人生で
「どう行動してどうやって決断するのか?」
少し私なりにアドバイスさせてもらいます。
行動や決断の判断基準として大切なことは
やっぱり『理念』です。
理念って言うと
なんか
偽善的な感じもしたり
崇高的な感じもしたり
抽象的でよくわからないと思います。
そこで、別の観点から考えるとこんな感じかと思います。
物を買うときによく「比較」という行動をします。
【価格.com】で、安い順に一列に並べて
その後、プレビューを見て最終的に決定します。
しかし、
就活は【大事な人生の時間の投資先】として考えなければなりません。
その投資先を検討するときに
物の購入と同じように
会社同士を一列に並べ、待遇や福利厚生、知名度などなど比較し
果たして本当に正しいと思える決断ができますか?
もちろん、表面的には比較して決定はできますが
今回は【人生】です。
人が生きることを決定するのに表面的な決定でいいのか?
たぶん自分はそんな決断の仕方しても【面白くない】と思う。
その決断に関して【正解】か【不正解】かどうかはわかりませんが
全くもってツマラナイ!
ツマラナイ人生なんて自分は絶対に嫌!
そう考えると
会社同士を比較するのではなく
【自分の中の自分と比較】しなければ何の意味もないのです。
そこで、比較する為の1つの基準が【理念】なのです。
理念で判断するという作業は、
今まで経験してきたことがない人が大多数なので大変なことはよくわかります。
しかし、これからもたくさんの集団(組織やチーム)の中で生きていきます。
会社、地域社会、家族・・・
その中でいつでも大切なことは【理念】だと思います。
少し理念で決める決断方法のヒントとして例を3つあげます。
①「人を好きになる」時のように難しく考えず、直観とフィーリングで決める!
②自分の生い立ちを振り返って、両親から何を大切にされて育ててもらったかを考えて、その大切にされてきたものと照らし合わせて決める!
③尊敬する人がいれば、どうしたらその人みたいになれるのか分析して決める!
その後に
『理念』が合わないと思えば、選択肢から外すべきであり、
『理念』が合うと思えば、とことんそこに突き進むべきだと思う。
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最後に、先日、ある就活学生から相談を受けたのでその返答をこのFBで回答させていただきます。
<Q>
「『ゆとり世代』と言われても自分では何がゆとりなのかわかりません!」
<A>
『ゆとり教育』という形で批判的な意見が多い世の中。
悪いところだけがクローズアップされています。
しかし、ゆとり教育導入の目的の1つに
【自分で物事を考える力を育てる】ことが上げられます。
『悪い』と言われる風習に流されずに
「私は学生時代、ゆとりある時間の中で、自分自信で物事を考える力を学んできました」
と、正々堂々と自分の理念を貫き、対会社と【がっぷり四つ】でぶつかってほしいと思います。
(やっぱりここでも理念を大切にしてほしいです)
理念の存在意義とスピードこそが最大の優位性
今日は 増本 衛が会社に来てくれた。
イノベーティブに変身していた。
シリコンバレーで「何が大切だった」のかの話になって
やっぱり「理念」らしい
しかし、今までの「理念」の感覚が全く異なり
理念だけが超越した存在であり
戦略や目標などは引力のようなもので
理念に引き付けられている感じらしい
また、シリコンバレーでは
スピードこそが最大の優位性とのことで
7倍で速さで行動して、7倍の早さで決断する
1週間を1日で考える!
また、
そんなシリコンバレーは意外に
「おかげさま精神」は必須とのこと
どこの世界に行ってもどこの組織でも
ネットワークを重視する世界では
独りよがりの「誰々の為」の利他的な精神がなければ
結局やっていけないのかもしれない
2015新卒採用最終面接
昨日、2015新卒採用の最終面接だった。
マイナビEXPOに1日だけ出展し
158人集まってくれた。
その中から選抜された9人を面接した。
理念に共感に終始こだわっての採用活動だった。
自分が学生だったころは『理念』なんて
考え方すら知らなかった。
逆に
「自分の夢は○○だ!」
「夢をこうやって実現したい」
「将来の日本をこうしたい」
というような会話は恥ずかしくてできなかった。
また、少しこんな話をしても
「カッコつけてんじゃねー」みたいな感じで
熱く語り合える仲間がいなかった。
しかし、
今回の採用は
終始、『理念』にこだわり、
理念・ビジョン・ミッションの実現化や
日本の将来の問題など
恥ずかしげもなく学生に伝えた。
そして、最終面接に来てくれた学生は
理念で結集した同志な感じがし
夢を熱く語り合える仲間な感じがした。
その中での面接だったので
全員、優秀で
正直『選ぶ』ことが非常に難しかった。
最終面接まで
エントリーから始まり
課題提出、テスト、ディスカッション、面談など
本当に大変だった思う。
それを1つ1つ真剣に取り組んでくれて
その心意気だけでも凄いと感じる。
そして、新たな仲間と共に
将来を革新できると確信した。
一人坐禅
次から次にとやらなければならないことが怒涛のごとく押し寄せる日々が続いていたが
今日は久しぶりに時間をあけることができたので1人で座禅をしました
心を整えるというか
これから猛進しようとしている
地元工務店47プロジェクトにたいする気持ちの準備というか
なにか自分自身ときちんと向き合う為の時間を久しぶりにもつことができました