【熊本県の戸建ての相場!】注文住宅や建売など実際の価格をもとに徹底解説
掲載
この記事では熊本県で戸建て住宅を取得する際の相場を解説します。
戸建てといっても土地がある場合やない場合、分譲地、建売、中古住宅と様々なパターンがあります。住宅金融支援機構の2021年の集計データより熊本県と三大都市圏の数字を比較しながら解説します。
目次
熊本県の戸建て住宅の相場(2021年集計データ)
これは住宅金融支援機構の集計表です。「土地付き注文住宅」とは、いわゆる建築条件付きの土地に注文住宅で建築するものです。
この表の三大都市圏との比較から熊本県の戸建て住宅価格の相場が分かります。
税込み年収に対する返済額の割合である「返済負担率」にも注目しましょう。
一般的には
●年収300万円から450万円の場合は30%以下
●450万円~600万円の場合は35 %以下
●600万円以上は40%以下
を目安にしておくと、フラット35で借りる場合も民間金融機関で借りる場合も大まかな目安になるでしょう。
現在賃貸住宅にお住まいの方は、予想以上に返済額が高くなることに驚かれるのではないでしょうか?
自己資金に関しては、実際は、ほぼ自己資金の無い状態で住宅ローンを組まれる方もいますし、現金を持っていても住宅購入には当てない方もいます。
現在、住宅ローン利用者の7割は変動金利を利用しているといわれます。今回のデータは長期固定金利利用者の情報で民間金融機関利用者情報はカバーできておりませんが。大まかな住宅の価格相場の参考にして下さい。
注文住宅の相場とは何なのかを知る
マンションや建売住宅などと比べると注文住宅の価格相場は分かりにくいです。なぜならば、1棟1棟土地に合わせて建築し、その建物の大きさ、材料、デザイン、性能も様々だからです。そう考えると注文住宅の相場とはあまり参考になるとは言えないでしょう。
では大体いくらくらいかかるのか?という疑問が晴れないと思います。
まずはインターネットなどで最低限考えている間取りが何坪程度に収まるのかを調べてみましょう。そして会社選びも同時に進め、その会社がどういう特徴のどういう価格帯の商品を建築しているかを調べましょう。
そうして建物の大きさに大体の坪単価をかけることでざっくりした建物価格が把握できます。
ここでの注意点は坪単価の出し方は法律的に細かく決まっているものではないということです。
坪単価の出し方に違いがあるために、坪単価だけで金額の比較をしまうのは不十分ということは覚えておいた方がいいでしょう。
ではどのように進めればいいのでしょうか?
坪単価で比較?そのポイントと注意点
下の表は大手住宅メーカー、地元の工務店に関してそれぞれが提供している注文住宅の坪単価がどのような価格帯なのかの大まかなイメージをあらわしたものです。
その会社の商品の強みが価格なのか、デザインなのか、性能なのかによって価格帯には幅があります。
実は耐震性能や断熱性能、維持管理のしやすさなど目に見えない部分が住宅の原価をあげることになります。したがって高性能住宅を建築している会社の商品が高価格帯となるのです。
ただし大手メーカーは安心感とブランド価値が価格に反映しています。その企業規模を維持するための多くの利益がブランド価値という名で上乗せされていることは事実です。
失敗しない家づくりの第1歩は優先順位を決めて同じような強みの住宅会社で比較検討することです。
営業マンの言葉にダマされない
気になる住宅会社が予算内で検討できる会社なのか?多くの方が知りたい情報の一つです。
そのためには同時に住宅に関して多少なりとも勉強し、どのような家に住みたいのかのイメージを固め、サービスやスペックなども考慮しながら価格を検討していくことをお勧めします。
以前はいきなり複数のモデルハウスを回る人が多かったのですが、インターネットの時代になり、今は皆ネットで検索して2~3社に絞り込んでモデルハウスを訪れています。
営業マンは他社を批判し、自社を良く言うのはあたりまえです。したがって特徴、強みが異なる会社を無作為に候補に入れて話を進めると最終的に判断する基準が分からなくなってしまいます。もしかしたら安いというだけで決めてしまうかもしれません。
注文住宅は契約して終わりではなく、そこから設計し、現場で工事をし、長く住み続けることでどれだけメリットがあるかを考える商品です。不満足な家に一生かけて住宅ローンを払い続けないためにもその点を忘れずに優先順位を決め失敗しない選択が必要です。
土地付き注文住宅・10年前との価格を比較
下の表で分かるのは、注文住宅も土地付き注文住宅もこの10年で建物の価格が大幅に上昇していることです。主な原因は建物のスペックが全体的に上がったことに加え建材や人件費が高騰していることが考えられます。ただし近年続いている低金利政策で借入できる総額も増えているため購入者もなんとか対応できているというイメージでしょう。
返済比率を見るとじわりと上昇しており家計を圧迫しているのが分かります。建物の性能が上がり建築価格が高くなってきているならば、その性能にこだわり、光熱費などのランニングコストで支出の負担を少しでも多くカバーするという考え方が必要でしょう。
建売住宅・分譲住宅の相場をエリアごとに知る
建売住宅に関しての相場は重要です。熊本県内では市内及び、合志市、宇土市、菊池郡において物件数が多い傾向です。建売物件を検討する場合には現在検討している物件が平均的な価格に対して高いか安いかは比較するべきです。
物件価格はエリアによって異なりますので、下にアットホームが提供している2023年10月現在データをまとめて一覧にしましたので是非参考にしてください。
まとめ
ここでは熊本県の戸建て住宅の相場、特に新築物件について解説しました。
注文住宅、特に土地探しから家づくりを検討する場合は、
①ネットなどで住宅の基礎的な勉強をする。
②月々の返済可能額から総予算を割り出す。
③住みたいエリアの土地相場を把握する。
④建物と土地の予算のバランスを考える
⑤家づくりに求める優先順位を決める。
⑥会社を絞り込んで実際話を聞いてみる。
という流れでしょう。
建売住宅の場合はエリアの相場を把握し、価格と物件を比較しながら決めるという流れになるでしょう。
WOWHoldingsは福岡、熊本で高性能な注文住宅を建築しています。家づくりをお考えの方は下のリンクより福岡工務店・熊本工務店のホームぺージをご覧ください。
またインスタグラムでは家づくり情報の他に暮らしのお役立ち情報を多数発信しています。
是非インスタフォローをよろしくお願い致します!