【収納のコツを徹底解説!】機能的でおしゃれなパントリーの作り方
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パントリー上手に活用できていますか?
欲しくて作ったけど何を収納してどう使うのがいいの?
少し油断するとすぐにごちゃごちゃになってしまうパントリーの収納方法に悩まれる方も多いようです。
今回はそのような方のためにパントリーの種類の紹介と収納のコツをまとめました。
パントリーとは?パントリーにはどんな種類がある?
パントリーとは、調理器具や家電、調味料や、買い置きの食材を置くためのキッチン内や周辺にある収納スペースのことです。
パントリーはキッチンを常にすっきりさせておきたい方や、まとめ買いや、防災の備蓄などの目的でストック品が多い家庭などには非常に便利です。
パントリーとしての収納スペースにはこれといった決まりはありませんが、生活動線上にどのように作るかで大きく分ける4つに分けられるでしょう。
① キッチン横に小部屋としてつくるウォークインタイプ
収納庫として部屋を分けて設計するタイプです。
収納量に合わせて使いやすいように広さを設計しまとめて収納することで家中をすっきりきれいに保てるのがメリットです。
設計上気を付けたいのはどうしても空気がこもりがちになりますので換気計画をしっかりすることや、家電や冷凍庫などの為にコンセントを付けておくことです。
窓を取り付けると明るくなり、たまに風通しもよくなるので良いですが、窓は一番熱の出入りが激しいので、夏場は日射で暑くなってしまうかもしれませんので窓の大きさや断熱には十分注意しましょう。
② 通り抜けできるように設計されたウォークスルータイプ
キッチンからランドリーや洗面脱衣につながる家事動線は人気です。
その家事動線上に通り抜けられるようにパントリーを設けるタイプです。
片面もしくは通路の両面に可動棚などを作ることにより、ウォークインタイプより広さを取らずに機能的に収納場所が作れるるところがメリットです。
スライドドア付きワイド(幅広)パントリー収納
キッチンに面して奥行45㎝から90㎝程度で壁いっぱいに収納棚を設けます。
この場合キッチンの空間に視覚的に圧迫感とごちゃごちゃした感じが出てしまうので、扉をつけて中を隠し、スッキリさせます。
食器棚や家電置き場を兼ねる場合もあります。普段は扉を開けていればキッチンからの動線も良く使いやすい収納タイプです。
④ 多機能ナロー(幅狭)パントリー
キッチン後ろの壁やサイドに造作棚などを設置するタイプの収納。
オープンにする場合や扉やカーテンなどで目隠しをする場合もあります。
一時期はキッチン背面にシステムのカップボードを取り付けるのが主流でしたが、魅せるキッチン空間が増え、背面の壁もオープンな飾り棚を取り付けることが多くなりました。その分サイドに比較的幅の狭い多機能パントリーを組み合わせるパターンも増えています。
パントリーをおしゃれに見せる3つのポイント
収納スペースが美しく整頓されているとそれだけでオシャレに見えてしまいます。飾るのが苦手な方も次のポイントさえ押さえれば、毎日眺めたくなる素敵なパントリーづくりができるでしょう。
❶収納ボックスを揃えてまとまった印象にする
日用雑貨は高さや形も様々でどうしてもゴチャゴチャしがちです。そのまま収納しては取り出しにくくなってしまうので、種類ごとにまとめて同じ形の収納ボックスに入れておけば見た目も使い勝手も良くなります。
無印良品、ニトリ、IKEA、100円ショップやホームセンターでは、今ではシンプルで様々な形の収納ボックスを手に入れることができます。
❷食器、家電はあえてゆとりをもって並べる。
使わない食器や家電は箱にしまって一番手が届きにくい場所に、よく使うものだけゆとりをもって並べて置いておくだけで素敵な魅せる収納になります。
お皿などは立てて収納できるラックなどを利用するのもスペースを上手に使うコツです。
❸同じ形の備蓄食材はインテリアと考え整えて並べる
まとめ買いした食材は箱や袋に詰め込んで放置しがちですが、あえて出して均等に並べるだけでも素敵なインテリアに早変わりします。そのためにもあまり使わないものやごちゃごちゃした小物は収納ボックスにまとめてスペースを確保しましょう。
パントリーをさらに使いやすくする収納術
可動棚を使いやすくする基本
パントリーの棚は収納するモノや、収納ボックスに合わせて高さが調整できる可動棚にしましょう。
背伸びをしたりかがんだりしなくても必要なモノをサッと取り出せる場所がゴールデンゾーン。
写真のように使用頻度とモノの重さによって収納の高さを分けることが基本になります。
上段には軽くて使用頻度が低いモノ
賞味期限が長いモノや紙用品のストックなどに最適です。
キッチンペーパー等消耗品のストック、塩や砂糖のストック、カップ麺、お正月やひな祭りなど行事用の食器、来客用の食器、etcを収納しましょう。
中断には使用頻度が高いモノ
毎日使うモノや賞味期限が短い食品などを収納します。
調味料類、小麦粉、片栗粉、パスタ、粉末出汁、カレーのルー缶詰類、ふりかけ、キッチン雑貨 etc目の高さで取り出しやすい位置に収納しましょう。
下段には重くて使用頻度が中のモノ
重量のある物、大きい物、時々使う物を収納します。
未開封のお酒類、飲料水のストック、常温保存の野菜、お米、使用頻度の低い鍋や家電、防災備蓄品、ペットフード、etc基本重いものでも大きさや高さはバラバラなので、下段をさらに仕切って収納量をアップさせるのも良いでしょう。
可動棚を機能的に使うためのアイデア
①ラベルシールを貼る
統一感のある収納ボックスに何を入れているのか一目で分かるようにするため、おしゃれにラベリングしておくと便利でしょう。探す手間も短縮でき、そのボックスに入りきらない物を余計に買うこともなくなるのでおすすめです。
②キャスター付き収納
下段収納にはキャスター付きがおすすめです。
重いモノの出し入れは大変ですし、床にキズを付けてしまう場合もあります。サッと移動できるのでお掃除もとても楽になりますよ。
③リユースコーナーを考えた収納計画
宅配物や分別廃棄が多い現在、段ボールや牛乳パック、古紙などの紙類、缶やペットボトルの空などを室内に保管しておく場合もありますよね。
それらの置き場に困っている方は可動棚の下の部分を計画的にゆとりをもって設計、利用すると良いでしょう。
段ボールはかさばらないように、縦におけるスタンドや、ざっくばらんに入れ込めるランドリーバスケットなどを活用すると上手にまとめることができます。
まとめ
今回はパントリーの形状の基本知識から、収納をおしゃれにするポイント、機能的な可動棚の使い方について解説しました。
アイデア次第、工夫次第でパントリーは単なる収納スペースから満足度を高める推しポイントに変えられます。
どのように収納するか考えるのもそのためのグッズを購入するのもとても楽しいですよね。収納の基本を押さえて、見た目と機能性に優れたあなただけの素敵なパントリーを作ってみてはいかがでしょうか?
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