【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

掲載

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

日々の生活や子育てに追われながらの暮らしの中、ふと家族の将来のことを考えこれからずっと賃貸でいいのか、購入した方がいいのか気になることがありませんか?

 

周りの家族は何がきっかけで家を買うのだろう?

そのためにいくら貯金をしたのだろう?

 

家庭のお財布事情のことなので、知人に直接聞くこともできませんよね。

 

そもそもこれからの時代家を買ったほうがいいのだろうか?

 

それはマンション?
それとも一戸建て?

 

家のことを考え始めたらきりがないことでしょう。

 

この記事では、実際に家を建てた方がどんなタイミングで、貯金はどれくらいだったのかを調査したデータをもとに、住宅購入の現状を知って頂きたいと思います。

 

 

家を買う年齢やタイミングはいつが多いの?

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

結婚当初は、家計にも無理なく、夫婦2人で便利のいい場所で賃貸暮らしをしていても、子供ができるとそわそわしてしまう方が多いのではないでしょうか?

 

  • ・家族が増えて家が手狭になる。
  • ・途中で転校させたくない。
  • ・のびのび子育てしたい。

 

そんな思いが出てきます。

 

また、幼稚園や小学校に上がるタイミングで、同じアパートのママ友が引っ越しを始めたりすることで周りの動きにせかされるように、私も次の生活を考えなくちゃ、と思い始める方もいらっしゃるでしょう。

 

他の人はいつ、どんなふうにして家の購入を決めるのだろう?と気になってしまいますよね。

 

若いご夫婦なら「まだ十分な貯蓄もないし、家なんて購入できるのだろうか?」
そんな不安を抱えている方は多いようです。

 

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

2021年の住宅購入経験者500人を対象としたアンケートによると、家を購入する平均年齢は33.3歳です

 

30代での住宅購入が一番多い理由は2つ考えられます。

 

(1) 子供のために購入するから

(2) 35年に渡り住宅ローンの返済をするから

 

持ち家、賃貸の論争はいつの時代もあり、空き家が増え、かつ不動産価格上昇している現在、「家は買ってはいけない!」という意見も見受けられます。

 

何千万円もする住宅を購入するのは非常に勇気がいることでしょう。そこで決断できる大きな要素はやはり「子供を中心とした家族のゆとりある暮らし」という未来への夢でしょう。

 

また、家を購入する人の多くは住宅ローンを利用していますが、住宅ローンの返済期間として多いのが35年間。

返済完了の年齢を考えて、30代で購入を決断する人が多いのです。

 

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

では、家を買ったタイミングについてはどうでしょう?

 

子供の成長に合わせて家を購入するといっても、色々なタイミングがあります。

 

アンケート調査では、妊娠・出産のタイミングが一番多いという結果が出ています。

 

この場合、第1子だけではなく、第2子や第3子の出産に合わせてという回答もあるようですが、家族が増えると分かった早いタイミングで動き出している人が一番多いという事ですね。

 

貯金(頭金・自己資金)がないと家は買えないの?

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

住宅を購入するには、どれくらいの頭金(自己資金)を準備したらいいのだろう?と不安ですよね。

 

一般的には物件価格の2割程度と言われます。お金の専門家は家計に負担が出ないように提案しますのでこう記載されていることが多いでしょう。

 

この計算であれば土地+建物で4000万円の戸建てなら頭金として800万円必要ということになります。

 

ここまで聞くと、自己資金がないから住宅購入は諦めようか、と思った方もいるかもしれません。

 

しかし、実際はどうなのでしょう?

 

2021年にりそなグループが1800人以上から回答をもらった調査では、半数以上が自己資金1割未満という結果でした。

 

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

どういうこと?と驚かれた人もいるでしょう。

 

それでは何故、自己資金を準備せずに住宅購入に踏み切る人が多いのかを解説します。

 

先に結論を言うと答えは「金利」です

 

現実の住宅ローン商品とは異なりますが、分かりやすい例にして、計算してみます。

 

・家を買うタイミングには住宅ローン金利も大事

ここでは4000万円の住宅を35年の固定金利で借り入れしたと仮定します。

 

Aさんは今よりも金利が高かった2010年に自己資金を2割、つまり800万円を準備して3200万円を金利3.0%で借り入れを行いました。

その場合

 

  • 月々の返済 123,152円
  • 総返済額  51,723,510円 
  • 利息    19,723,510円 
  • 【借入金額3200万円 金利3%】

 

となります。

 

一方Bさんは、金利の低い2024年に自己資金なしで4000万円を35年固定で金利1.5%で借り入れたとします。その場合は

 

  • 月々の返済 122,473円
  • 総返済額  51,438.816円
  • 利息    11,438,816円
    【借入金額4000万円 金利1.5%】

 

となります。どうでしょうか?

 

当然返済の負担が少ないに越したことはありませんが、800万円の頭金を用意していないBさんの方が返済も利息も少ない事が分かりますね。金利差はとても影響が大きいということです。

 

もしBさんが、自己資金を800万円貯めることにするとしましょう。月々10万円を貯金して800万円の自己資金を準備するには6年7カ月かかります。

 

その時のローン金利は現在と同じく低いままでしょうか?

また、小学校に上がる前のお子様がいた場合、その子は中学生になっています。大学生で家を離れるとした場合は残り6年間しか一緒に家に住むことができません。

 

・家を買うのにコツコツ貯金することは必要か?

もし、子供が小学校で上がるタイミングで住宅購入を考えていたならば、Bさんは、出産してすぐに10万円の貯金を始めなければいけません。

 

もし、出産のタイミングで住宅購入を考えていた場合、2023年の第1子出産平均年齢は31歳で考えると、Bさんは25歳から10万円の貯金を続けなければいけないということになります。

 

そもそもBさんはタイミング良くその時に結婚されているのでしょうか?

 

結婚していたとしても住宅購入を前提とした貯金のために出産を5年も6年も控えるのでしょうか?

 

どう考えても現実的ではありませんよね。

 

家を持ちたいと思い始めた時に貯金がないご家庭は、貯金をためるより低金利の時に借入た方が実は金銭的にもメリットが大きい場合もあるということなのです。

 

このような理由から、この低金利の時代、自己資金がなくても住宅を購入するご家族が多いというわけです。

 

また、お金の専門家の中には現金を持っていたとしても現金は資産運用にまわし、住宅ローンは金利が安い間はできるだけ借りた方が良いという考え方の人もいます。

 

子育て世帯が住宅を購入するメリットは何?

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

家を建てたいという個人的な夢はそれぞれ、では、住宅を購入するメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか?

 

・安定した住環境が子供に与える影響

住宅を購入すると、必然的にその地域に住み続けることになります。長期間同じ場所に住むメリットとして

 

① 地域のコミュニティーに参加しやすくなり、子供達が地域社会との関わりを深め、社会性を身につけやすくなる。

 

② 同じエリアの学校に通うことで友達や教師との関係を深めやすくなり、情緒の発達や学習意欲の向上につながりやすくなる。

 

などがあげられます。。

 

・賃貸よりもマイホームを持つことの経済的メリット

住宅を購入する方の理由として、ずっと家賃を払い続けるのがもったいないという意見をよく聞きます。

 

福岡市博多区のファミリーマンションを3780万円で購入した場合と、13,5万円で賃貸、35歳から85歳まで同じマンションで暮らした場合を比較すると50年間で2000万円ほど賃貸の方が高くなるというシミュレーションがあります。

 

もちろん賃貸派の方は住み替えたりしますので、単純に賃貸が損とは言い切れませんが、老後もずっと家賃を払い続けることに変わりはないでしょう。

 

購入の場合、住宅ローンを利用しますが、その点で考えられるメリットが3つあります。

 

  • ① 住宅ローンで長期の固定金利を選べば、生涯の住宅に係る費用が安定し、家計の支出の計算がしやすい。
  •  
  • ② 住宅ローンを利用すると年末残高の0.7%が13年間にわたり所得税と住民税から控除される減税措置がある。
  •  
  • ③ 住宅ローンに付属する団体信用生命保険により被保険者が死亡や大きな疾病でローン返済が困難になった場合、全額免除となる。万一の事があっても、家族が住む場所に困らない保険となる
  •  
  •  

まとめ

【家を買うタイミングはいつ?】子育て世帯の住宅購入のメリット・時期・貯金など素朴な疑問に答えます。

 

この記事では住宅購入のタイミングと、住宅ローンの知識の一部を解説しました。

 

2024年8月に入り日銀が政策金利の引き上げ策を発表、これまで超低金利だった変動金利にもいよいよ動きが出てきそうです。

 

住宅ローンの金利は購入のタイミングに大きな影響を与えます。家づくり、住宅購入を検討されている方はまずは今どきの家づくりの情報収集から「行動」を起こしてみてはいかがでしょうか?

 

WOWHoldingsは福岡、熊本で高性能な注文住宅を建築しています。家づくりお考えの方は下のリンクより福岡工務店。熊本工務店のホームぺージをご覧ください。

 

またインスタグラムでは家づくり情報の他に暮らしのお役立ち情報を多数発信しています。是非。インスタフォローをよろしくお願い致します!