新社会人ブログ

段取り

今日は起業して初めての物件引き渡しだった。
アプローチ→ヒアリング→提案→交渉→契約→決済→引き渡し
と段階をふんできた。
各段階にも月9の様なドラマがありようやくここまで来たって感じだった。

やはり営業は段取りが大切だ。
段取りを間違えるとゴールに辿り着けない。
営業はこの筋道やストーリーをきちんと守る事が基礎なのだと思う。
この基礎をきちんと守ればきちんとお客様に喜ばれる成果でると再認識した。
だってその証として今日はお客様に高級な蟹料理のコースをご馳走になった。
仕事をやり遂げた喜びに蟹の美味しさが混ざって本当に幸せだった。
この幸せを与えて頂いたお客様に感謝感謝です。

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昨日、ニュースを見て驚いた。
今年1年を表す漢字が決まった。
なんと『偽』である。
自分の昨日のブログの題名も『偽』で
なんかレオナルドダヴィンチになった気分であった。

私の大好きな漢字は『正』である。
母方のおじいちゃんの名前が正一(まさかず)
父方のおじいちゃんの名前が正(ただし)
である。

ある偉いお坊さんの話である。
「道に迷ったときはまず一(イチ)に止まって考えてみることだと。」
「正」という漢字は一に止まると書く。
一は最初を表す。
解釈すると「最初に戻って考えれば正しい答えがでる。」という事である。

営業も同じである。
お客様との交渉が難局に立った時や提案内容が定まらなかった時など、
一に止まる事だ。
自分もW正の孫として常に一に止まりながら励んで生きたい。

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営業で大切な事は何か?

「お客様のことを1番に考える」
「お客様の立場になって考える」
「お客様のために頑張る」

など、お客様第一主義の話がよくある。
自分もずっと提案営業をしてきて今でも徹底している事である。

しかし、本当にそうなのか?

人の為と書いて『偽』と読むように、
100%お客様のためにと考えれば、商品を原価で売るかタダで売らなければならない。
お客様も消費者として¥0で売られれば逆に気持ち悪いと感じられると思う。

そこで私の徹底している事は
「(仮)さらけ出し手法」
である。
「私の儲けはこれです。」
とお客様に提示した上で商品サービスを売るようにしている。
この手法は合っているのか間違っているのか分からないが、
以前、営業で躓いた時に成果が出た手法だった。
儲け額以外にも、
出身地、趣味の事や、
おばあちゃんが草もちを作ってくれた事、
2人のおじいちゃんの名前が2人とも「正」の字がある事、
などなど、とにかく自分の事をぶっちゃけて話した。
こうやって話す事でお客様は安心されるのだと思う。
自分もこうやって営業すると気持ちよく楽しく仕事ができた。

偽りを認めて、
偽りなく本音で話すと、
本当に良い人間関係が構築できる。
これからも沢山の良い
人と人が繋がりを作っていきたい。

追伸(営業)
最近立ち上げた会社のシンボルマークも
『お客様と私共』という「人」と「人」の繋がりを象徴しています。


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プロローグ

今、東京から福岡に帰る飛行機の中だ。

「代表取締役」という肩書きをもって始めての商談だった。
結果からいうと商談は反省点を多く残しながらもなんとか成功した。

始めに自分の営業経歴を説明すると、
本格的に営業という舞台にデビューしたのは今から5年弱くらい前だ。
売っていた商品は「建物」だ。
一般のお客様に売る商品としては「一番高額な商品」という誇りを持っていた。
しかし、正直にいうとデビュー戦の成績は

全戦全敗!!

約1年間、契約がとれず気がつくと、同期の仲間では一番最後の落ちこぼれになっていた。
「腐ったみかん」と言われた事もあった。
「給料泥棒」と言われた事もあった。
本当に毎日毎日辛くて辛くて悔しくて悔しくて
一日に2,3回は泣いていた。
「こんなに涙が出るのか」と自分に驚いた。
そんな中、ようやく初めての契約が訪れた。
東京都在住のA様である。
素朴なご夫婦で、月末最終日に印鑑を押してくれた。
本当に嬉しかったが実感はなかった。
それから会社に帰ってきて上司などみんなに報告すると会社の全員から拍手があった。

泣いた。

みんなの前で涙を見せるのは恥ずかしいが・・・
この時は、恥ずかしいと考えるよりも純粋に嬉しいという気持ちが先で、
涙がこれでもかこれでもかと出てきた。
これが営業を始めて初めての1勝目であった。
その後、契約をコンスタントに上げる事ができ、同期で一番最初に昇進した。
(同期で一番に降格もした)
その後も、営業のパラメーターは急激なアップダウンを続け今に至るが、
その話はまた今度書くことにする。

最初に戻るが・・・
営業を始める前と今とでは何が決定的に違うかというと

「営業は口の巧さではない!」

トップ営業マンの方々は、「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれないが

「営業力=口の巧さ」

と本気で思っていた。
今、考える本当に恥ずかしい。
今後、このブログを通じて

「真の営業力とは・・・」

に迫りたい。

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